がらめきってなに?
一説にガラメキは古い地訛りで「湯の湧き出す窪」の意ともいう。
この沢筋だけは他の沢と異なり、小岩や小石が多くてガラ場めいた所の意ではないかと私は思う。
明治13年7月群馬県衛生局試験によれば、泉温34度、含有成分食塩、重曹、石膏、とくに重炭酸マグネシウムが多い。
湧出量の記録は見当たらないが、少なくとも500年前から滔々と湧いて尽きることがない。
きちんとした温泉なら長野 温泉宿のように泉質を書いたプレートなどがあるのだが。
湧き水のように湧いた温泉では泉質のチェックなどしていないのであろう。
今は大蔵省所管で榛東村では払い下げを願っている。
薬師如来石碑は明治25年11月良日建、不動明王石像は大正元年9月28日建。
浴後、湯のまわりをさまよいながら温泉をめぐる世の移り変わりを回想し、無量の感に打たれる。
まさに秘境の秘湯で、これからもこんな湯を探訪しよう。
案内をいただいた榛東村役場の方々に厚く御礼申し上げる。